わたしのターニング・ポイント

僕、『ジャニーズ・ワールド』という舞台を3ヶ月間、座長としてやらせてもらったことがあったんですが、とんでもなかったんですよ。とにかく大変で、毎日内容に変更は出るし、インフルエンザが流行っていたので、メンバーやジュニアが半分いなくなった状態が続いて。しかもそれを知るのが朝来てからなんです。それで、20人が10人くらいになってしまった時があって、朝、20人分のタテを残りの10人で覚えたんです。人間、集中すると、何でも覚えられるんですね(笑)。覚えて、いざ本番をやって、という日々が当たり前のように毎日あって。その間に僕は、ドラマに出させてもらったり、ソロCDデビューもあったので……本当に辞めたいと思ったくらい(笑)。でも、それを乗り越えたからこそ、もうあれ以上、精神的にも肉体的にも辛いことはないだろうと思うから、僕のターニング・ポイントと言い切れます。あれ以来、何でもプラスに捉えられるようになったし、急激に精神的に成長した気がしますね。何かもう、何でもできる気になりましたから(笑)。

BARFOUT!  MARCH 2015
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山田涼介、12ページ特集のBARFOUT!さんよりこの言葉はどうしても残しておきたいと思ったので、書き起こしました。もう笑って、「あの頃は辛かった、辞めたかった」と言えるようになったんだなって。今までいちばんキツかったのはデビューの時って言ってたから、それを超える辛さって、ジャニーズワールドは本当にすごかったんだな…と。本人も言ってるように確かにジャニーズワールドを終えてから少しずつやまちゃんだけじゃなく、みんなが変わってきたように感じていて それはまぁただのファンの視点だからあんまり明確に言い表せないけど。それでも「これを乗り越えた僕はもう大丈夫」と言う そんな強さを持ったこの人をすごいなって尊敬の目線だけじゃなく、ずっと追っていきたいなって再確認しました。